15:Princeton - Waves (Rufus Remix)
インディ・ファンの間では、イェンス・レクマンのオーケストラル・ポップ・アレンジに、ヴァンパイア・ウィークエンドの都会的なトロピカル解釈が合わさったと絶賛される、カリフォルニアの好青年トリオ、プリンストンが『セカンド・ロイヤル VOL.4』に続いて楽曲を提供。今回はルーファスによるリミクスを収録。西海岸夕暮れバラッドなオリジナルの哀愁を少しも削ぎ落とすことなく、ソフトなメロトロンの音色や優雅なストリングスの調べを加え、清廉なムード漂うチェンバー・ポップへと改訂。静かな夜に、暖のきいた部屋で気の合う仲間と語らうような、親密で優しいフィーリングは、今コンピレーションの終幕にぴったり。
TEXT by RYOTA TANAKA (CLUB SNOOZER)
www.myspace.com/princetonmusic